【Wi-Fiレンタル?SIM?】2024年 海外でスマホを使う方法を徹底比較
現地で観光スポットを調べたり、ナビで行き方を調べたり、旅行にスマホは必須アイテムですね。もちろんインターネット通信ができなければ意味がありません。
この記事では海外滞在中にスマホでインターネット接続をする方法を解説します。
- 私のスマホって海外でも使えるの?
- Wi-FiレンタルとSIMカード どちらにしようか迷っている
- 海外でスマホを使うと高額請求が心配
海外でデータ通信をするには主に5つの方法があります。
- キャリアの海外ローミングサービスを利用する
- 海外Wi-Fiレンタルサービスを利用する
- eSIMを購入する
- SIMカードを購入する
- フリーWi-Fiスポットを利用する
私も以前はWi-Fiレンタルを使用していました。しかし今のおすすめはeSIMです!なぜeSIMがおすすめなのか、それぞれの通信方法のメリット・デメリットをまとめて紹介します。
この記事を読むだけで、あなたに最適のデータ通信方法を選ぶことができるようになりますよ。
またおすすめのeSIMも紹介していますので参考にしてくださいね。
ヨーロッパ大好きOLアキです
- ヨーロッパ旅行歴10回以上
- 25年来の洋食器マニア
- ひとり旅から団体ツアーまで
- 英語は中学生レベル
まずはどれくらいのデータ通信量が必要かをチェックする
あなたは旅行中にスマホをどれくらい使用しますか? またパソコンやタブレット、ゲーム端末などをインターネットに接続したいですか? これにより選択が変わってきます。
- 1日に何GBのデータ通信量が必要か?
- パソコンでテザリングする?
- 何台の機器を接続するか?
まずはこれを考えてみてください。
私は観光スポットを調べたりナビを利用するので1日1GBは欲しいと考えています。しかし団体ツアーに参加されるなどインターネットは無くても大丈夫な方は1日500MBでも足りるでしょう。
仕事が入るかも・・・
パソコンでテザリングしたいし、旅行中に容量不足は困るよ
パソコンの通信量にもよりますが1日3GB以上がおすすめです。
団体ツアーで旅行会社に全部お任せ。LINEをちょっと使うくらいかな
1日500MBで大丈夫ですよ
海外でスマホを使う方法5選
海外でスマホを利用するには、おもに5つの方法があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。
とにかく手軽にすませたい人へ|キャリアのローミングサービス
Softbankなど大手キャリアと契約している方は、日本で使用しているスマホとSIMカードをそのまま海外で使えます。データ容量は1日3GB前後と多めでテザリングも可能ですので、手軽に大量のデータ通信をしたい人にはおすすめです。
格安SIMでは海外ローミングサービスは提供がない場合もありますので注意してください。
どのキャリアも海外ローミング用の定額プランを用意しています。これが適用されないと従量制という「使った分だけ請求される」ことになり高額請求になる場合がありますので注意が必要です。
キャリアや契約プランによって定額プランが利用できるかが変わります。ご自分の契約しているプランを必ず確認してからご利用ください。
docomoなど日本のキャリアが海外の通信会社と提携しています。現地キャリアの設備を利用してインターネットに接続する方法を「ローミング」と言います。
あなたのスマホ → 現地のネットワーク → 契約キャリア(docomoなど)→ インターネット
メリット
- 機材の受け取りや返却が不要
- 普段のスマホ・SIMのままで利用が可能
- データの通信容量が多く、テザリングも可能
デメリット
- 契約プランや申し込み方法を確認しておかないと高額請求になる可能性が
- 格安SIMにはない、もしくはあってもデータ容量が少ない
- 料金は高め
大容量のデータ通信が必要なら|海外Wi-Fiレンタルのデータ無制限プランを
海外用のWi-Fiモバイルルーターをレンタルする方法です。データ容量無制限のプランがあるのでパソコン、ゲーム機など複数の機械でデータ通信が必要な方におすすめです。ちなみにホテルでのみパソコン等を利用する場合には、ホテルの無料のWi-Fiを利用した方が良いですね。
また、同行者全員で利用ができるので4名以上でシェアする場合にもおすすめです。この場合は、別行動をするなど、Wi-Fiの範囲外に出てしまうと利用できなくなりますので注意してくださいね。
Wi-Fiルーターを空港でレンタルする手間がかかるため、出発時刻や受け取り場所を確認しないと旅行中に大慌て!となります。時間に余裕をもって出発してください。また在庫がなくなるとレンタルできませんので、早めに申し込みましょう。
- 事前に予約・申し込み
- 出国前に機材を受け取る
- 帰国後に機材を返却
このWi-fiルーターは数年前まで主流の方法でした。しかし、今はeSIM・SIMに比べるとメリットが減ったと感じます。数年前は1日500円程度だったのですが、最近は1500円程度します。驚きの値上げですね。
付属品の紛失やルーターの破損に注意が必要です。(機材の保険も用意されています)
またモバイルルーターのバッテリーは7時間程度で切れるため、毎日充電が必要です。
メリット
- ルーターのwi-fiに接続するだけなので設定が簡単
- データ量無制限プランがある
- eSIM非対応のスマホやパソコン、ゲーム機などが接続できる
デメリット
- 料金が高い(4人程度でシェアできればお得になる)
- ルーター受け取りと返却の手間がかかる
- 荷物が増える
- 充電が必要(一日もたない可能性も)
私がレンタルした時は、充電キットや説明書の入った大きなポーチで渡されました。
邪魔でしたねぇ・・・
おすすめの海外Wi-Fiレンタルサービス
データ量無制限のプランを紹介します。データ量が1日1GBなどもっと安いプランもあります。ここではシェアする前提で無制限プランを選択しました。
WiFiBOX
ルーター本体がコンパクトで持ち運び楽ちん!
全国の主要空港や駅にセルフレンタルボックスから借りられる
業界最安水準 この料金なら2人でシェアしても十分お得!
ヨーロッパ周遊プラン データ容量無制限 1,590円/1日 9日間で14,310円(保険は別途)
グローバルWiFi
受け取りロッカーや返却BOX、郵送での返却など選択肢が多い。
ヨーロッパ2か国プラン データ無制限 2,780円/1日 9日間で諸経費含めて23,770円(保険は別途)
価格ドットコムに割引のプランがあるのでそちらもチェックしてみてください。
準備が簡単でデータ容量も多め|eSIMを購入する
eSIMとはスマホに内蔵されているSIMカードのことで、実物のSIMカードは不要です。WEBでの購入手続きとスマホの設定だけで完結します。渡航日当日でも手配できる手軽さが便利ですね。
キャリアのローミングサービスより安く、SIMカードより簡単でバランスの良い商品だと思います。またデータ容量や日数などのバラエティが多く、より自分に合ったeSIMを選択することができますよ。
eSIMを利用するにはeSIM対応のスマホが必要です。iPhoneならiPhoneXS/11以降が対応しています。Androidは機種によって異なりますので確認が必要です。またSIMロックは解除されている必要があります。
海外滞在中に購入することも可能ですが、eSIMのインストールにはインターネット接続が必要です。日本で購入とインストールは済ませておく方が安心ですね。
日数やデータ容量を見て、ご自分の旅行プランにあったeSIMを選択してください。日数は現地に滞在している期間ですので往復の飛行機に乗っている日は除外して大丈夫です。7泊9日のプランですと、実際に現地に滞在しているのは6日程度になります。
旅行前日に購入・インストールして、現地についたら有効にするだけ!
荷物も増えないし、とっても快適ですよ~
メリット
- WEBで購入、スマホの設定だけで完了できる
- 機材の受け取りや返却がない
- キャリアのローミングサービスより安い(1日500円前後)
デメリット
- eSIM対応のSIMフリー端末(SIMロックの解除)が必要
おすすめのeSIM
旅行日数7日前後でおすすめのeSIMをご紹介します。
eSIM-san(イーシムさん)
日数や通信量の選択肢が多く、旅行日程にぴったり合わせた選択ができる
- 日数は5日から14日まで1日ずつ選べる(20日、30日プランもあり)
- 通信量は1日単位で 500MB・1GB・2GB・3GBから選択
- 国別プランやヨーロッパ周遊プランがある
- テザリング可能
ヨーロッパ33か国周遊プラン 1日1GB・7日間で2,354円 / 1日3GB・7日間で5,540円
eSIM-san 公式サイトはこちらからHolafly(オラフライ)
日数の選択肢が多く、旅行プランに合わせやすい。データ無制限だけどテザリングはできないので要注意。
ヨーロッパ向けデータ無制限 7日間で3,400円
とにかく安くしたい人へ|SIMカードを購入する
プリペイド式のSIMカードは料金を安く抑えたい人におすすめ。利用するにはSIMフリー端末が必要です。eSIMとは異なり、実物のSIMカードをスマホに挿入して利用します。現地で購入すると本人確認などが必要になる場合があります。事前に日本で購入しておくことをお勧めします。
データ容量は5GB前後のものが多く販売されています。大容量とは言えませんが、多少の調べものやLINEぐらいでしたら十分ですね。
現地に到着したらSIMカードを入れ替えます。その際に、日本で利用しているSIMカードを紛失しないように気を付けてくださいね。
メリット
- eSIM非対応のスマホでも利用できる
- 料金が安い(1日200円~400円程度)
デメリット
- SIMカードの受け取りが必要
- 旅行中にSIMカードの入れ替え作業が必要
- SIMフリー端末(SIMロックの解除)が必要
無料だけど使える場所が限定的|フリーWi-Fiスポットを利用する
たいていのホテルには無料のWi-Fiが提供されています。有名なスポットやカフェ、長距離列車等でも提供されている場合がありますが、あまり期待しない方が良いです。とっても遅いので・・・
「夜のホテル滞在時に少しネットができればOK」という方はこれだけで良いかもしれませんね。
メリット
- 無料で利用できる
- Wi-Fiに接続するだけなので設定が簡単
デメリット
- Wi-Fiスポットがないとインターネット接続ができない
まとめ
今回の記事では海外旅行中のデータ通信方法を紹介しました。
まとめるとこのような内容になります。
- とにかく簡単に 今利用しているスマホをそのまま使用したいならキャリアの海外ローミングサービス
- グループやファミリーでシェアする、大容量のデータ通信が必要なら海外Wi-Fiレンタル
- WEB上で完結!購入とインストールするだけのeSIM 一番おすすめ!
- 安く済ませたいなら SIMカードを購入する
- 夜にちょっと通信できればOKならフリーWi-Fiスポットを利用する
この中でも、今一番のおすすめはeSIMです。手軽で安価に購入できますからぜひ試してみてください。
この記事があなたの旅の助けになったらうれしいです。