アムステルダム国立美術館 レンブラントの「夜警」
今回はオランダのアムステルダム国立美術館を紹介します。
ここにはレンブラントの夜警や、ゴッホの自画像など有名な作品がたくさんあります。
皆様もアムステルダムに行かれた際には是非立ち寄ってみてくださいね
こんにちは、アキです。
レンブラントの夜警は美術の教科書にも載っていて、私は昔から大好きな絵です。
アムステルダムへ行ったのもこの絵を見るためでした。
「夜警」の紹介
こちらの絵が「夜警」です。
皆さん、美術の授業で見たことありますよね!?
このコントラストというか、背景から浮かび上がっている明暗が私は好きなのですが・・・
実はこの絵、昼の光景で元々はこんなに黒くありませんでした。
表面のニスが変色して黒くなり、後に「夜警」という通称が付きました。「フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ライテンブルフ副隊長の市民隊」という説明がされています。
描かれているのは、市民自警団の集団自画像で、1642年に完成しました。
何より驚くのは絵のサイズです!
この写真の両サイドの警備員と見比べていただくと、大きさがわかると思います。
絵のサイズは縦363㎝×横437㎝です。
実物を見ると、その迫力に圧倒されます。
レンブラント・ファン・レインについて
レンブラントのフルネームは「レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン」といいます。
1606年にオランダに生まれました。
日本人なら徳川家光が1604年生まれで2歳違いですね。
「光の魔術師」などの異名を持ち、バロック絵画を代表する画家です
この絵はレンブラントが描いた自画像で、ロンドン ナショナルギャラリーに展示されています
アムステルダム国立美術館の紹介
アムステルダム国立美術館はオランダではライクスミュージアム(Rijks Museum)と言います。
ライクスが国立、という意味です。
アクセス
アムステルダム国立美術館はここにあります
アムステルダム中央駅からトラムで15分ほどで到着します。
こちらはアムステルダム中央駅です。
東京駅丸の内駅舎のモデルがアムステルダム中央駅、という説があるそうです。
しかし、建築様式の違いにより、この説は否定されています。
アムステルダム中央駅はネオゴシック様式とネオルネッサンス様式を融合させたもの、東京駅はビクトリア様式です。
入場料と注意点
18歳未満・・・無料
18歳以上・・・20ユーロ
オランダの美術館は現在、要予約となっています。
最新の情報を確認してください
アムステルダム国立美術館とアムステルダム中央駅のデザインが、よく似ていますね。
どちらもカイペルスという設計士が設計しました
展示物
アムステルダム国立美術館には「夜警」以外にも展示物がたくさんあります
じっくりと見ているとあっという間に1日がたってしまいます
有名な物では、ゴッホの自画像や、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」などがあります
こちらはレンブラントが晩年に描いた「織物商組合の見本調査官達」です。
これも集団自画像ですね。
この絵は織物商組合のホールに飾るために発注されたため、下から見上げる前提で、遠近法を用いて描かれているそうです。
サイズは縦191㎝×横279㎝です。
これがホールに飾られていたら迫力あるでしょうね!
こちらはゴッホの自画像です。
オランダは海上帝国として、栄えていた国です。
江戸時代の日本とも貿易していましたね。
その名残か、船の模型や絵がたくさんあります。
いかがでしたでしょうか?
レンブラントの夜警、是非皆さんもご覧になってください!